テクニック①お客さんが話したそうな話は深く掘り下げて聞く
お客様とお話していると、お客様が話の合間にサインを出している事があります。
「もっとその話を深堀して欲しい」「その話題はもう触れて欲しくない」など、目線や声色などで察してあげる配慮が必要です。
- 目線を下げて俯く
- 声が小さくなる
こんな特徴が表れる時は、お客様が弱気になっている可能性大です。
こんな時は話題を深く掘り下げると心を傷つけるかもしれませんので、他の話題に切り替える事も大切です。
あえて癒してあげるのなら
「大変でしたね」
「それはお客様のせいではありませんよ」
とフォローしてあげると良いでしょう。
逆に目線を上げて大きな声で話をしている時は、お客様が自信に溢れておりどんどん話をしたい時です。話題を深堀しても構いませんし、どんどんヨイショしてあげましょう。
こういう話題をしている時は「過去にこんなすごい仕事をしていたぞ」とか「好きなプロ野球チームが最近連勝していて気分が良い」など明るい話題の時です。こんな時は遠慮なく話を深堀してあげてください。
他にも「何となく聞いて欲しがっている時」がありますので、すかさず「そのお話、もう少し聞かせてください」とお客様が話を続けやすいように促してあげましょう。
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テクニック②お客さんの話を肯定しながら接客する
キャバクラでは基本的にお客様のお話を否定してはいけません。
例えば「この前、宇宙人を見たんだ」と言う話題をされたとしたら、どんな反応をしますか?
- 宇宙人なんかいるわけない、見間違い
- きっとその時、酔っ払っていたのでは?
- わざと場を盛り上げようとネタ話をしている
色んなとらえ方があると思います。
キャバ嬢はお客様の話を否定してはいけませんので「宇宙人がいるかどうか」の真偽はさておき、お客様が宇宙人を見たという前提で話をしなければなりません。そこで…
「え?本当ですか?どこで見たんですか?どんな姿だったんですか?」と話題に乗ってあげましょう。
ここでちょっと大袈裟に「本当ですか?凄い!」と言うと「お客様のお話をきちんと聞いていますよ」と言うサインを送る事が出来ます。
キャバクラに勤務していると「信じられない」と思える話題も多々出てきます。
けれどその話題の真偽を勝手に判断したり「つまらない」とジャッジするのはキャバ嬢の役割ではありません。
あくまでもお客様の話をお聞きし、場を盛り上げるのがキャバ嬢のお仕事。そこは忘れないでくださいね。