こんな会話はダメ!キャバ嬢がしてはいけないNG会話

キャバ嬢のNG会話集

キャバ嬢がお店でお客様と会話する際に、「この話題はダメ」とNG指定されている話題があります。
その話題をお客様が振ってきたら、キャバ嬢は出来るだけ話題に乗らずにスルーする、笑顔でやり過ごす、「へえ、そうなんですね」と生返事でやり過ごすなどして次の話題にもっていかなければなりません。

例えお客様が「もっと話したい」そぶりを見せても、話を深堀してはダメ。
では会話が命のキャバクラ業界で、乗ってはいけないNG話題とは?
知りたい方は次の項目をチェックしてくださいね。

NGな話題を避けるのは大切ですが、かといってこちらのしたい話ばかりするのもあまりよくありません。
NGな話題以外で、お客様がしたい話題を引き出してあげるようにしましょう。
詳しくは【キャバ嬢の接客術】お客さんが話したい話を引き出すテクニックの記事でご紹介しています。

①政治・宗教・野球の話

キャバクラにおけるNG話題と言えば「政治・宗教・野球」の話題です。
政治や宗教、野球などには熱烈な支持者がついており、話がヒートアップするとお客様が暴走したりキャバ嬢とお客様が意見の対立で険悪な雰囲気になる可能性が高く注意が必要です。

最後の野球ですが、これは何も野球に限った話ではありません。
特定のサッカーチームやバスケットチーム、また熱烈に愛するフィギュアスケートの選手など、お気に入りのスポーツ選手やスポーツチームもここに該当します。

出来るだけこれらの話題には触れない方が良いのですが、万一お客様が地雷に触った場合は、キャバ嬢が話題を掘り下げたり自分の意見を言うのではなく

「そういうものなんですね」
「お客様は物知りですね」

と相槌を打つ程度で積極的に話しに乗らないようにしてください。

お客様が特定の野球チームのファンでキャバ嬢も同じ野球チームのファンであれば話は別。
同じ野球チームの支持者同士、話題が盛り上がるなら問題ありません。
ただし、周りに他の球団ファンのお客様がいる可能性もあるので、くれぐれも周囲に迷惑を掛けない程度に会話を楽しみましょう。

②お客さんの愚痴に便乗しすぎてしまう

お店にやって来るお客様の中には「嫁が子供の教育に熱心過ぎてついていけない」「子供が言う事を聞かない」など愚痴をこぼす方もいます。
世の中、自分の思うようにはいかないものなので愚痴をこぼしたくなる気持ちは良く分かります。

そんな時「ご苦労されているんですね」「それは大変でしょう」と労をねぎらうのは大事ですが、ここで

「本当に酷い奥さんですね。私だったら子供は伸び伸び育てますよ」
「お子さんの躾がなってないんでしょう」

など、お客様やそのご家族を馬鹿にするような言動を取ると反感を買ってしまいます。

お客様の話に同調しようと、愚痴に便乗しすぎて大事なご家族や友人を馬鹿にするような言動はくれぐれも慎んでください。
「本当に酷い奥さんですね」とキャバ嬢がお客様の奥様を馬鹿にすると、それはお客様を遠回しに傷つける事になります。

奥さんとの関係が冷え切り何を言われても何ともない方もいますが、愚痴に便乗してお客様の周りに入る方を傷つけるような事は避け、お客様を癒す言葉を掛けるように気を付けてください。

③お客さんに聞く前に結婚している前提で話してしまう

キャバクラには中高年のお客様が多数来店されます。
もちろん40代・50代ともなると結婚されている男性も多く、ついつい「この方は40代くらいだし、ご結婚されているはず」と先入観で相手を見てしまいます。

けれど左手を確認してみると結婚指輪をしていない中高年のお客様もいらっしゃるので、年齢で既婚者か独身者かを見極めるのは難しいです。

また中には、バツイチの中高年男性もいらっしゃいます。既婚者扱いすると傷つくかもしれません。
そこでお客様が結婚指輪をしていない場合は独身者かもしれないと念頭に置き、先入観で話をしないようにしましょう。

結婚指輪をしていない方に(独身かもしれない方に)「奥さんとは仲が良いのですか?」「お子さんはいらっしゃいますか?」と言うような話は基本的にしないのがベターです。

また仕事の事をアレコレ聞かれるのが嫌な方もいるので、仕事に関する話もあまりしないようにしています。
お客様が自分から仕事の事をお話してくださるのは良いのですが、無理にこちらから聞くのは避けた方が無難かもしれません。