私は約5年間キャバクラで働いていたのですが、そんな中で思っていたことがあります。
「売れるキャバ嬢」と「売れないキャバ嬢」には明確な差があるという点です。
結論から申し上げますと、顔やスタイルが良いといっただけでは、キャバクラでは売れることはできません。
この記事では、売れるキャバ嬢と売れないキャバ嬢の違いについて説明いたします。
売れるキャバ嬢の特徴
まずは売れるキャバ嬢の特徴についてご紹介します。
もし以下の点に該当しなくても落ち込まないでください。
自分が「売れたい」と思っている段階で、あなたには売れるキャバ嬢になる可能性が秘められています。
もし、売れるキャバ嬢の特徴に当てはまらない場合は、そこを意識して自分を変える努力をしてみましょう。
自己投資をしている
一つ目は「自己投資をしているかどうか」といった点です。
キャバクラでは、一般職よりも短い時間で多くのお金を稼ぐことができます。
このお金を、どれだけ自己投資に回しているか、というのが重要なポイントです。
キャバクラでは自分自身が商品なので、ジムに通ったりスキンケアをしたり、ドレスを買う・アクセサリーを買うなどは自己投資に繋がっていると私は考えています。
また、それだけではなくお客様との会話を盛り上げるために趣味を増やしたりといった行動も自己投資になりますね。
このように、もらったお金を単に使うだけではなく、さらにお金が回るような使い方をすることは売れるために重要なのです。
こうした行動をすることで、次の会話の糸口もつかみやすくなります。
ボーイさんや先輩・後輩キャバ嬢との付き合い方が上手い
二つ目は「ボーイさん・先輩・後輩キャバ嬢との人付き合いが上手い」といった点。
「人付き合いが上手い」と言っても、単純に仲がいいというだけではありません。
距離感をよくわかっている、という意味です。
ボーイさんの仕事に「付け回し」というものがあります。
どのキャストをどのお客様に配置して接客させるか決めるという仕事ですね。
このとき、ボーイさんとの人間関係が悪いとどうなるでしょうか?
あまり接客をさせてもらえず、待機が長くなりますね。
こういった点からも、ボーイさんと円滑な人間関係は作っておくべきなのです。
先輩や後輩キャバ嬢との人間関係も同様です。
キャバ嬢は一人で接客を行うため、高級クラブなどと比較され「個人競技」と言われることもありますが、同じお店に所属しているのはあなただけではありませんよね。
またヘルプ接客で、他のキャバ嬢を指名したお客様の席につくことだってあります。
こうした中で、周りに好かれず孤立した存在であると、何かと損をすることが多いです。
こうした点からも、「適度な距離感」を保つことは非常に重要です。
目標を持っている
最後に重要なポイントをご紹介します。
「目標を持って仕事をしているかどうか」といった点です。
「この店でNo.1になる」「港区に住む」など、目標はどんなことでもいいのです。
とにかく、目的意識をもって仕事をできているか、といったのは重要なポイント。
それがないと、何か辛いことや面倒なことが起きたときの支えがなくなってしまいます。
売れないキャバ嬢の特徴
ここからは、反対に売れないキャバ嬢の特徴についてご紹介します。
当てはまっていたら要注意!です。
自分が売れておらず、原因が分からない・・・という方であれば、是非これからご紹介する点を見直してみましょう。
プライドが高く周りを見下している
一つ目は、「プライドが高く周りを見下している」という点。
あくまで私の経験上ですが、主に美形のキャバ嬢がこうなりがちです。
プライドが高すぎると、先ほど紹介した「ボーイさんや先輩・後輩キャバ嬢との付き合い方が上手い」という売れるキャバ嬢の特徴と逆のことが起きてしまいます。
他のキャバ嬢に好かれない存在になってしまい、孤立してしまう確率が高くなるわけですね。
こうした点からも、あまり自分を過信しすぎないことは非常に重要です。
バイト感覚で働いている
二つ目は、「バイト感覚で働いている」というパターン。
バイト感覚で働くことが絶対に悪いわけではないのですが、この気持ちがある人は間違いなく売れません。
キャバクラでは、同じ店でキャバ嬢たちが常にトップを争っています。
そんな中、モチベーションが低ければ、当然売れるはずもありません。
うまくいかないときに反省しない
最後にご紹介したいのは「うまくいかないときに反省しない」といったポイント。
どんなに売れているキャバ嬢も、最初っから天才でキャバクラに向いていた人はごくわずかです。
ほとんどのキャバ嬢は、どうすれば売れるのか自分で考えて、試行錯誤してようやく売れることができます。
あなたがどんなに容姿が良くても、会話を盛り上げるのが上手でも、なぜか売れないのであれば、なにか反省点がなかったか振り返ってみることをおすすめします。
振り返ったときに出てきたポイントを克服することで、あなたはワンランク上のキャバ嬢になれるかもしれませんよ。
ただしこの場合も、ボーイさんと仲良くなりすぎないように注意しましょう。
まとめ
売れるキャバ嬢・売れないキャバ嬢の特徴についてお話しました。
本記事でのポイントをおさらいしてみましょう。
- 売れるキャバ嬢は自己投資を行い、キャスト同士やボーイさんとの距離感をわかっていて、かつ目標を持っている
- 売れないキャバ嬢はバイト感覚で働いていたり、プライドが高かったり、反省点をわかっていない可能性がある
- 容姿やスタイルがいいだけでは売れない
自分の弱点を知りながら、強みを伸ばすことであなたもきっと売れるキャバ嬢になれます。
少しずつでもいいので、目標を達成してナンバーワンを目指してみましょう。