自分の話をしすぎてない?キャバ嬢は聞き上手であることが大切

キャバ嬢は話上手より聞き上手の方が良い

キャバ嬢はキャバクラの中で「注目される存在/愛される存在」だと感じている女の子も少なくないと思います。
確かに愛されキャバ嬢や注目される女の子は存在しますし、女の子は店内では目立つ存在です。

けれどキャバクラは女の子の「私を見て、私を愛して、私に注目して」と言う承認欲求を満たす場所ではありません。お客様を癒し、いたわり、おもてなしする場所です。

そのためにキャバ嬢に必要なのは、まず自分の話を聞いてもらうのではなく、お客様のお話をきちんとお聞きして話の内容を理解してあげる事。
その基本を頭に入れて接客しましょう。

接客上手になることで、No.1を目指すことも可能です。
キャバ嬢の給料は接客の上手さに比例するのです。

接客の重要性について知りたい方は接客で給料が変わる!キャバ嬢にとっての接客術の重要性の記事を参考にしてみてください。

話を聞いてもらいたいお客さんの方が多い

なぜキャバ嬢は「話上手よりも聞き上手の方が良い」と言えるのでしょうか?
実際にキャバクラで接客した事のある女の子なら実感されていると思いますが、お店では「自分の話を聴いて欲しい」と思っているお客様が圧倒的に多いのです。

中には「女の子の話を聞きたい」と思ってやって来る方もいますが、殆どのお客様は「自分の話を聞いて欲しい」と思っています。
聞いて欲しい話は、会社や家族、社会に対する愚痴や不満、不安であったり趣味の話、過去の武勇伝、将来に対する夢や希望など様々。

でもお客様のお話を真っ向から否定したり批判するのではなく、

「そのお話、凄く面白いですね」
「そんな夢があるんですね。素敵です」

と賛同したり共感するなどして受け入れてあげる事が大切です。

お客様はキャバ嬢にきちんとお話を聞いてもらえた事でまずは満足しますし、話の内容についてフォローしてもらえると「受け入れらた/理解してもらえた」と癒しを感じます。
この満足感や癒しが次回の来店に繋がるため丁寧にお話をお聞きしましょう。

「なぜわざわざお金を払って、キャバクラに話をしに来ているの?」

といった疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
その疑問、お客様の立場になって考えてみてください。

もし会社の上司に不満があり日々ストレスが溜まっているとします。
でも会社の不満を同じ会社の同僚に言えば周り回って上司の耳に入るかもしれません。
そうなると出世の妨げになる可能性が出てきます。

そうかと言って家族に言っても「そんな事で愚痴を言うなんて鬱陶しい」と思われるのではないか?家族を心配させるのではないか?と不安になりますよね?

そこでお金を払って、会社や家族、友人とも面識のない第三者の女の子に話を聞いてもらうわけです。
深刻な悩みやストレスを抱えた方ばかりでなく「今日あった嬉しい話を聞いて欲しい」「最近飼ったペットの話を聞いて欲しい」などライトな話題を楽しみたい方も多いです。

お客様の性格やノリ、話題の方向性を探りつつ話を合わせて楽しい時間を過ごしてもらうのがキャバ嬢のお仕事です。

自分の話も織り交ぜつつ、バランスを気にしよう

キャバ嬢は聞き上手な方が売れるのは事実ですが、かと言ってお客様のお話をただ聞くだけではダメなんですね。
「傾聴」と呼ばれる技術がありますが、傾聴では相手の話を否定したりジャッジする事無く、全て受け入れて聞いてあげる事を最重要視しています。

ところが傾聴の場合、ただ相手の話を聞くだけで自分の意見を積極的に言う事はありません。
そのため「ただニコニコ笑って頷いているだけ。何を考えているのか分からない」と言うマイナス評価もあります。

本当に「ただ聞いているだけ」では満足してもらえません。

キャバクラではキャバ嬢がある程度自分の経験や意見、発想を混ぜ込んで話を進める方が「ちゃんと話を聞いてくれている」と安心してもらえますしキャバ嬢の人柄も感じられます。
話題もどんどん広がるので、聞くだけではなく必要な時はキャバ嬢の意見も混ぜて積極的に話を広げていきましょう。

当サイトでは、キャバ嬢がしてはいけないNG会話について紹介した記事もあるのでこちらの記事も併せてご覧ください。